ロープはしごを作ってみた(ロープはしごの作り方)

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必要に迫られてロープはしごをDIYした。買ったほうが早いかと思ったが、なかなかよいお値段のする物ばかりで、そこまで頻繁に使うものでは無いし、自作した方が安く出来そうだったので自作することにした。

そもそも「はしご」が必要になったのは、屋根裏に登り作業をしようと思ったからだ。自宅は2階建で、2階の1部屋にロフトがある。夏場になるとそのロフトが異様に温度が上がってしまうのだ。そもそもロフトは暑いとよく聞くが、ロフトは物置になっており、以前からコツコツと集めた大切な古いパソコンやPDAなどを保管しており、毎年暑い季節になると高温で傷んでしまわないかとヒヤヒヤする。特にPDAやノートPCの液晶ディスプレイは、ビネガーシンドロームといった厄介な症状が発生しやすくなるのでなおさらだ。

そこで自宅のロフトの断熱対策?を画策してる。おそらく原因は屋根裏にこもる「熱い空気」が原因ではないかと考え、まず屋根裏の状況を確認する為に「はしご」が必要になった。椅子や脚立で代用できるか思ったのが、微妙に高さが足りず、顔を出して覗くぐらいまでならなんとかなるが、体ごと登ろうと思うと少し高さが足りないのだ。

材料は近くのホームセンターで、ロープと足を置くステップ部分になる材木。木材は直径18mm長さ60cmの丸い木材を4本買って、全部半分に切ってもらい、8本用意した。天井までの高さは2.4m程度で、30cm間隔でステップを作るとと考えて足りる計算だ。

ロープはポリエステル製三つ打ちロープ。サイズは10m。[amazonjs asin=”B004MPJTC4″ locale=”JP” title=”ユタカメイク ポリエステルロープ(3ツ打) 6mm×10m A-503″]

はしごを固定する為にロープの両端につける金具を揃えた。金具は屋根裏にむき出しになっている柱にロープを回して固定するために使うことを想定している。

金具はCカン ばね付きとステン リング。Cカンの使用荷重が。。。

まずネットで検索したが意外と細かい作り方まで書かれた情報はなく、作り方はほぼ自身で考えた我流で作ったが、まずます満足いくものが出来たと思う。

最初にロープを実際に固定する柱に回してみて、ステップを取り付ける位置を決める。屋根裏の梁?にロープをまわして掛ける。

ステップを付ける位置のあたりが付いたら、一つ目のステップをこちらのサイトを参考に、「二重巻き結び」という結び方で結んだ。

2本め以降のステップは30cm間隔で付けるが、どのように結ぶか試行錯誤した結果、ロープを2重に折り曲げた状態でロープをステップに結び、輪になったロープを木材の端に引っ掛けるようにした。文字で説明すると分かりにくいが、下の写真を見るとすぐに分かると思う。

ロープを折り曲げて、端から15cmぐらいのところにステップになる木材を置く。

そのまま2重の状態で結ぶ

結び終わると端が輪になっって少し余るので、それを端に引っ掛ける

こんな感じ

引っ掛けた後、ロープを両サイドからきつく引っ張る

この結び方の呼名や、そもそもこういう結び方が一般的なのかは知らないが、意外とガッチリと結べたのでこれでよしとする。力一杯に引っ張ってもずれたりしない。

ステップの片方だけを全て結び、ロープをぐるっと回して反対側を結び。この時結び目の向きを注意して、結び始めを左右逆向きにすると結び目が同じ向きに揃うので綺麗に結べる。

作成途中の写真は撮り忘れが、こちらが完成したロープはしご。8本のステップをつけようとしたが、結び目が意外と長さを使い、ロープの長さが足りなくなってしまったのでステップは7本になった。

試しで取り付けてみた

下はこんな感じ

実際に屋根裏に上がる入り口に取り付けたところ

早速実際に足を掛けて体重を掛けてみたが、体重がかかるとロープがかなり伸びる。30cm間隔でステップを取り付けたがもう少し間隔を短くしても良かった。強度には多少不安はあるが簡易的なものと考えればなんとか使えそうだ。

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